偽ヴィトンできんちゃく袋

偽ヴィトンできんちゃく袋 縫製の仕事減り…夫婦逮捕
6月1日8時0分配信 産経新聞


 高級ブランドルイ・ヴィトン」の偽物のスカーフからきんちゃく袋を手作りして露店で販売したとして、深川署は商標法違反の疑いなどで、千葉県野田市花井、無職、福田良美(64)と妻の和子(57)の両容疑者を逮捕した。都内の縁日などで「手作り」の手書き看板を掲げて偽造品を販売していた。「生活費が欲しかった。3年ぐらい前から約300個売り、70万〜80万円売り上げた」と供述している。

 調べでは、2人は5月28日、江東区門前仲町の路上で、ルイ・ヴィトンの商標に似たマークが付いたきんちゃく袋7個を販売するため、露店に並べた疑い。

 良美容疑者はバッグなどの縫製の下請けをしていたが、仕事が減ったため、自宅の工業用ミシンを使って偽造品をつくり、1個2000〜3000円で販売していた。「つくりがしっかりしていたので、常連客には人気が高かった」(同署)という。